駿河男児ボクシングジム(富士市国久保、前島正晃会長)は5日、興行試合「Desafio9〜オールメインイベント〜」をふじさんめっせ(柳島)で開催した。
全て8回戦の5試合を行い、アマチュア全国3冠で、プロ転向後4連勝中の木村蓮太朗(函南町出身)が5勝目を挙げた。メインイベントの第5試合に登場したWBOアジアパシフィックフェザー級14位の木村は、日本スーパーフェザー級12位の齊藤陽二(角海老宝石)とのスーパーフェザー級8回戦を行った。
第1ラウンドでプロ転向後初のダウンを奪われるなど相手にペースを奪われ、第4ラウンドにも2回目のダウン。しかし「気持ちを切り替え、死にものぐるいでいくしかない」と、第5ラウンドからは間合いを詰めた近距離での打ち合いを見せ、最終ラウンドでは疲れの見えた相手の隙を見逃さずにラッシュを浴びせるなど、2―0の判定勝ちを収めた。
駿河男児ボクシングジム 木村蓮太朗選手が5連勝
(2021-09-06 19:00)