来年度の予算編成示す 6億円の財源不足に

(2022-10-17 19:30)

小長井義正富士市長は17日、部課長会議で令和5年度予算の編成方針を示した。総合体育館建設事業や小中学校長寿命化事業等による投資的経費の増額などで6億円程度の財源不足が生じる見込みだとし、「SDGs(持続可能な開発目標)の理念を導入した事業やデジタル変革に資する取り組み、新型コロナウイルス感染症対策事業などは優先的に扱う」と述べた。

財政の中期収支予測では、来年度の一般会計当初予算額914億円(本年度対比2.6%、23億円増)に対し、歳出総額は920億円(同3.3%、29億円増)で、6億円程度の財政不足の見通し。

小長井市長は「要求額算出に当たっては、部単位枠配分方式を継続し、義務的経費、債務負担または長期継続契約などで支出が確定している経費、重点事業に係る経費を除き、一般財源ベースで3%の歳出削減」と指示した。



        

 

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