観覧車ライトアップ 認知症へ理解を呼び掛け

(2022-09-24 18:00)

オレンジ色にライトアップされた観覧車
オレンジ色にライトアップされた観覧車

認知症の人と家族の会・静岡県支部は21日、東名高速道路富士川サービスエリアの観覧車フジスカイビューを認知症支援イメージカラーのオレンジ色にライトアップした。

世界アルツハイマーデー(9月21日)に合わせた取り組み。数年前から、各地の自治体の官公庁をはじめ、城やタワーといった観光名所をオレンジ色にライトアップする活動を展開している。

世界アルツハイマーデーは1994年にスコットランドのエディンバラで開催された国際アルツハイマー病協会国際会議で、国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機関(WHO)が共同で決めた。合わせて9月を「世界アルツハイマー月間」に制定した。

市内ではライトアップのほか、市役所2階市民ホールや富士市民活動センターコミュニティf(ラクロス吉原2階)で認知症に関するパネル展を開催している。▽認知症の症状と種類▽認知症のチェックリスト▽富士市安心おかえり事業▽認知症サポーター養成講座―などの内容を、イラストや写真を交えて紹介している。いずれも9月30日(金)まで。

展示に併せ、コミュニティfでは9月28日(水)午後1時半〜3時半に誰でも参加できる認知症カフェと相談会を実施する。

市立中央図書館(永田北町)では認知症に関する書籍の紹介コーナーを9月30日(金)まで設けている。



        

 

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