富士市初の施設一体型小中一貫校「富士川第二小中一貫校 松野学園」が6日、旧富士川二中に開校した。新校舎の多目的スペースで開校式を開き、小長井義正市長が開校を宣言して関係者がテープカットで祝福。より一層、地域に愛される学校を目指して新たな歴史をスタートさせた。
富士市は令和6年度から、市内の全ての学校で小中一貫教育を実施する。
松野地区は平成27年度からコミュニティ・スクールとして、地域と共にある学校づくりに取り組み、29年度から小中学校の円滑な接続に重点を置いた小中連携・一貫教育を先行的に実施してきた。
発達段階に応じた初等部4年、中等部3年、高等部2年の4―3―2制を生かし、特色ある行事や学びの系統性・連続性を重視した授業を実施。自己肯定感および自己有用感を育んでいく。小中学校の教職員同士が子供観・授業観の共有を図り、学び合いながら新しい学校文化の創造も目指す。
富士市 小中一貫の松野学園が開校
(2022-04-07 19:00)