日本青年会議所主催の「ＪＣＩ　ＪＡＰＡＮ　グローバルユース国連大使育成事業」に参加した南條桜都さん（吉原高２年）がこのほど、約半年にわたる研修を経てグローバルユース国連大使に任命された。７日には、富士市役所に小長井義正市長を表敬訪問し、研修の成果や今後の抱負などを報告した。

グローバルユース国連大使育成事業は、若者に研修を通じてＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）や国際協力への理解を深めてもらう。目標達成に向けて自発的に行動できる人を育成する。２０１１年に始まり、市内の高校生の参加は初めて。

研修には南條さんを含め、全国から選ばれた４７人の高校生が参加。オンライン研修や合宿研修、世界の学生と共に課題に取り組むオンラインサミットを経験した。刻々と変化する世界情勢に対応しながら地域と国際社会をつなぐ、新たな国際協力の在り方を模索した。