富士市神戸土地区画整理組合は31日、平成12年から実施していた「市神戸土地区画整理事業」の完了を祝う完成記念碑の除幕式を、同事業地区さんどまきにあるごうど公園で開催した。
同組合や地域住民、新地名ワークショップ代表者、行政関係者など約50人が参加。平成30年度に地域住民による総選挙で決定した新地名「さんどまき」の文字などがデザインされた記念碑の設置を喜んだ。
同事業は国の認可を受けて平成12年度に着工。広さは約12.8ヘクタールで、宅地の利用増進を図ることを目的に、茶畑などの農地だった土地を宅地化して道路や公園、上下水道などインフラの整備を今年3月に完了した。総事業費は28億5000万円。
記念碑のデザイン制作は沼津石材富士店店長の榊原亮さん、イラストは富士市吉原在住の磯野直子さんが担当。テーマには「さんどまきの3つの調和」を掲げ、▽地元住民=大地▽これからの住人=太陽▽子供たち=新芽―の調和、豊かな自然環境と成長を三つの円で表現した。
神戸地区 土地区画整理事業の完了を祝い記念碑
(2020-11-02 18:30)