返送されてきた封筒を開けて申請書を仕分ける

富士市は、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策を受け、１人当たり10万円を給付する特別定額給付金事業を実施している。

郵送申請は５月２９日に世帯主宛に申請書類を発送した。現在、返送された申請書に基づき手続きを進めており、１１日以降に順次、給付金が口座に振り込まれる。

４日までに市に寄せられた郵送申請は３万４３５２件。給付の時期は、申請を受けてから概ね１〜２週間程度を見込んでいる。

郵送申請の不備で最も多いのが、本人確認書類（世帯主の運転免許証などの写し）や振込先口座確認書類（通帳またはキャッシュカードの写し）を添付し忘れること。口座確認書類は口座番号と氏名の両方が分かるようにする必要がある。２日に受け付けた約２０００件の内、約１００件に添付漏れがあった。担当の行政経営課では「一日でも早くお届けできるように、注意事項をよく読んで正しい記入や入力、書類の添付をお願いしたい」と呼び掛けている。