富士市で活動している富士わんぱく相撲クラブ出身の篠原大河さん(三ツ沢、飛龍高3年)が大相撲の藤島部屋に入門し、一月場所で前相撲を取った。
29日には同クラブ出身で藤島部屋の兄弟子となる鈴木優斗さん(三段目十枚目)、同クラブ事務局代表の鈴木章仁さんと小長井義正市長を表敬訪問し、入門を報告した。
篠原さんは原田小、吉原三中を経て飛龍高に進学した。卒業後の進路は大相撲、進学、就職で悩んだが、飛龍高でも一緒に活動してきた鈴木さんに憧れていたこともあり、12月3日に入門を決意し、21日には藤島部屋へ合流して稽古を開始。新弟子検査に合格して一月場所で土俵を踏んだ。しばらくは「篠原」の名で出場する。
目標の力士は師匠の藤島親方(元大関武双山)。身長179cm、体重145kgの体格で師匠同様の突き押しの相撲を極める。
1年前に入門した鈴木さんは、一月場所を4勝3敗で勝ち越し、初土俵以来、前相撲を含めて7場所全てで勝ち越しを達成。3月場所での幕下昇進をほぼ確実にした。篠原さんの入門と合わせて小長井市長に報告した。
篠原大河さんが大相撲入り 鈴木優斗さん幕下昇進へ
(2020-01-30 17:30)