大相撲富士山場所実行委員会と富士市上横割のイベント会社「だるま」は3日、元関脇朝赤龍関(35)の年寄「錦島」襲名披露祝賀会を同市鮫島のやはた亭で開いた。富士、富士宮地区のファン162人が参加し年寄襲名を祝った。
錦島親方は、今年5月12日に日本相撲協会へ引退届けを提出し、年寄錦島を襲名した。今後は、高砂部屋付き親方として後進の指導に当たる。
現役時の最高位は関脇。十両優勝1回、殊勲賞1回、敢闘賞1回、技能賞2回。
モンゴル出身で、高知・明徳義塾高に留学した後に角界入りした。2000年1月に若松部屋(当時)に入門し、翌年の7月場所に年6場所制では史上10位タイとなるスピードで十両に昇進。2016年11月場所まで約15年にわたり関取として活躍した。