東京都の辰巳国際水泳場で3月27日〜30日に開催される「第39回JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技会」に、富士市のエム・テックRスイミングクラブ富士(伝法)から3人が出場する。
出場選手は渡邊真衣(吉原一中3年)、桑原菜摘(富士宮市立大富士小6年)、中西春稀(今泉小5年)。
女子15〜16歳の部で、50mと100m自由形に出場する渡邊選手は、小学3年から春夏通じて14大会連続出場。大きなストロークによるダイナミックな泳ぎが持ち味で、昨夏の全国中学校体育大会では200m自由形で6位に入賞するなど、「同世代ではトップクラスの実力」(戸練淳コーチ)という。
桑原選手は女子11歳〜12歳の部で200mb個人メドレーに初出場する。
4種目すべてに穴がなく、きれいなフォームの泳ぎが武器。「バタフライには自信があるが、最後の自由形で体力がなくなり、フォームが崩れる点を直したい」と自らの泳ぎを分析する。
春夏通算5回目の出場となる中西選手は、男子11〜12歳の部で、50m自由形、50mと100mバタフライにエントリー。
得意のバタフライでは、課題としていたスタミナ不足を克服して100mに初出場。バネのある瞬発力に長けた泳ぎと調子の浮き沈みの少なさが特長で、戸練コーチは「男子11歳〜12歳の部では、1歳の差がとても大きい。11歳で上の学年と戦える選手は少ない」と期待する。
水泳 ジュニア5輪へ Rスイミングから3選手
(2017-03-25 18:30)