静岡ハンディキャップ陸上競技協会に所属する走り幅跳びの山口光男選手(27、富士市下横割)が、9月のリオネジャネイロパラリンピックへの初出場を決めた。
23日には母校の富士特別支援学校で壮行会が行われ、同協会コーチ兼日本知的障害者陸上連盟協会強化コーチの神田いずみさんと共に、恩師や教諭、在校生などからの声援を受けた。
山口選手は、ことし3月にドバイで開かれた「第1回IPCアジア・オセアニア陸上競技選手権」で、日本新記録となる6m72cmで3位に入賞するとともに世界ランキング8位に。5月の「パラリンピック選手選考会」でも大会新記録の6m66cmで優勝したことなどから、今回の代表の座を手に入れた。