「富士山女子駅伝(2015全日本大学女子選抜駅伝競走)」が12月30日、富士市・富士宮市を舞台に開かれる。レースは午前10時に富士山本宮浅間大社前をスタート。43.4キロ、高低差172mの7区間で、富士総合運動公園陸上競技場をゴールに繰り広げられる。29日には開会式が富士市蓼原町のロゼシアターで開かれた。
富士山女子駅伝に出場するのは、10月の全日本大学女子駅伝対校選手権の上位12校、5000mのチームタイム上位6校、東西学生陸上競技連盟の選抜2チームに加え、ことしから県学生選抜がオープン参加する。
選手やチーム関係者、大会関係者らが集まった開会式では、日本学生陸上競技連合の関岡康雄会長があいさつした。
選手宣誓したのは前回優勝チームである立命館大の菅野七虹主将。「たくさんの感謝と全身全霊で挑戦する気持ちを忘れず、日本一の富士のごとく、力強くたくましく、一年を彩る最高の走りをすることを誓う」と宣言した。
開会式前には、有力校の監督5人が記者会見し、「驚くほど多くの沿道の声援がある。心で走る駅伝に」「日本一の山に見合う走りを」などと期待を込めた。