富士市 断水の施設を支援 トイレトレーラー派遣

(2022-09-28 17:00)

派遣に向けて市職員が準備を進めた(26日撮影)
派遣に向けて市職員が準備を進めた(26日撮影)

富士市は9月27日、台風15号の大雨により広域で断水している静岡市清水区にトイレトレーラーを派遣した。同日朝に富士市内を出発し、清水区長崎新田の特別養護老人ホーム有度の里で利用されている。

トイレトレーラーには500リットルのタンクが備わっており、断水地域でも使用できる。市防災危機管理課の職員2人も現地に行き、設営や施設職員への使用方法の説明などを行った。派遣期間は断水が復旧するまでを予定している。

派遣は静岡市の要請を受けて実施。多くの高齢者施設が断水し、深刻な水不足に陥っているという。

トイレトレーラーはこれまでに、令和元年東日本台風で甚大な被害を受けた長野市や平成3030年7月豪雨(西日本豪雨)で被災した岡山県に派遣した。



        

 

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