富士市は８日、新型コロナウイルス感染症対策本部のワクチン接種対策部会（部会長・伊東禎浩保健部長）の初会合を市役所で開き、ワクチン接種の方針を示した。

ワクチン接種は国の指示、県の協力により市町村が実施することとされている。今月中旬から接種を開始し、▽医療従事者等▽令和３年度に65歳以上となる高齢者（昭和32年４月１日以前に誕生）▽基礎疾患を有する人▽高齢者施設等の従事者▽60―64歳の人▽その他―の順に一人２回実施。高齢者の１回目は４月以降の見通し。郵送される接種券を受け取り、予約をし、医療機関での個別接種か公共施設での集団接種を受ける。医療従事者等は各機関や団体で対応するが、詳細は決まっていない。

接種費用は国が全額補助し、市民の費用負担はなし。

個別接種の会場は市立中央病院など９病院、集団接種の会場はフィランセ（本市場）、ふじさんめっせ（柳島）、ロゼシアター（蓼原町）などの公共施設を予定しているが、その他の接種場所、日程、時間などは調整している。