富士市大淵の県富士水泳場は23日、競泳用プールの西側壁面タイル650枚に剥離や浮きが発生していることを発表した。
5月11日に他の部分の修理を終え、29日に使用を再開したばかり。翌30日に前回の箇所と隣接する幅10m×深さ3mの範囲で剥離と浮きが確認された。
現在は安全対策として、西側の壁に面している第1レーンのみ立ち入り禁止措置を実施(2〜10レーンは使用可)。指定管理者が毎日、触診や目視を行い、壁面に異常がないかを点検している。浮きが見られるタイルは、剥がすなどの応急処置を施した。
今後は、利用者の安全を十分に確保するため、プール壁面を保護する対策を考える。併せて、専門業者による詳細な調査を行い、全面改修を視野に入れた対応方針を検討する。
県富士水泳場 壁面タイル再び剥離
(2020-06-24 18:00)