鷹岡地区の入山瀬東区町内会はこのほど、区内の飲食店情報をまとめたチラシを作成し、回覧板で配布した。新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店を支援するとともに、地域密着の情報を届けるための回覧板の新たな活用方法を模索している。

チラシには区内の飲食店４店舗の営業時間やテークアウト情報などを掲載。役員が事業所の区費を集めるにあたり各店舗の窮状を知り、町内会として応援できないか―との思いから企画された。

チラシは、回覧板で区内３０５世帯への配布。ＳＮＳでの情報発信が主流となる中、チラシを作成した佐野嘉美さんは事務局便りの効果について「ＳＮＳを見られないお年寄りなど、回覧板だからこそ多くの人に見てもらえたのでは」と手応えを語る。今後も月１回ほどのペースでの発行を予定しており、４店舗の最新情報や隣接する町内会の店舗情報などを取り上げるという。