携帯サイト  QRコード
  

詐欺や不審者に注意 新型コロナに便乗した手口も

(2020-05-05 16:00)

富士市は新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺や不審者の出没情報などが全国的に発生していることから、注意を呼び掛けている。

詐欺では、10万円の特別定額給付金の手続きを装って電話やメールで口座、暗証番号を聞き出そうとする事例などがあった。マスクや消毒液を送り付け、高額で購入するように迫る手口も確認されている。

そのほか、▽新型コロナウイルスに感染した身内を装って現金を要求する▽市役所職員や厚生労働省職員などを装って助成金の振り込みのための口座番号を教えてほしいと頼む―などの事例が報告されている。

総務省と警察庁では「市区町村や総務省などがATMの操作をお願いすることは絶対にない」「『特別定額給付金』の給付のために手数料の振り込みを求めることはない」として、注意を促している。

自宅や職場などに市や国の職員をかたった電話がかかってきたり、郵便、メールが届いたりした場合は、富士市市民安全課(0545−55−2831)、富士署(0545−51−0110)、警察相談専用電話(♯9110)に連絡する。

不審者では、子供に「お母さんがコロナにかかったから、一緒に病院に行こう」「コロナに効くあめをあげよう」と声を掛けて連れ去ろうとしたり、「コロナの検査をするよ」と体を触ろうとしたりする事例があった。

県では注意点として▽玄関の鍵をかけて戸締まりをする▽誰かが訪問してきてもむやみに扉を開けない▽外出時には行き先や帰宅時間をあらかじめ家族に伝える▽子供が一人で外出する際には「いかのおすし」(行かない、乗らない、大声で叫ぶ、すぐ逃げる、知らせる)を徹底させる―などを周知している。



        

 

▲ ページトップへ

 

 

PR

 

■ fuji-news.net に掲載の記事 -写真などの無断転載を禁じます  Copyright(C)2003-2020 Fuji News All Rights Reserved.