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平成30年7月豪雨の被災地 富士市の派遣職員が報告会

(2018-07-18 17:30)

避難所担当者にトレーラーの使い方を説明する派遣職員(提供写真)
避難所担当者にトレーラーの使い方を説明する派遣職員(提供写真)

西日本を中心に発生した平成30年7月豪雨の被災地、岡山県倉敷市と広島県呉市に派遣された富士市職員4人が18日、報告会を市役所で開いた。

倉敷市にはトイレトレーラーを派遣し、約230人が避難する市立第二福田小で安全なトイレ環境を提供。災害現場での有用性を発揮した。

トイレトレーラーはコンテナ部分に四つの個室トイレを備える。各個室には換気扇や清掃用の排水溝を完備するなど、長期の使用でも衛生状態が維持できるほか、洋式便器を採用することで足腰が不自由な人でも使いやすい設計となっている。

利用者からは「広くて清潔感がある」「洋式なので楽に使える」といった声が聞かれた。一方、現在の市の規定では公用車であるトイレトレーラーを富士市職員以外が運転できない―など柔軟な運用に向けた課題も浮んだ。



        

 

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