富士市は４月１日、「子育て総合相談センター」を市役所４階南側（こども未来課内）に開設する。

母子保健の手続きと相談窓口が一体となった県内初の取り組み。ワンストップで総合相談支援を行い、妊娠から出産、子育て期まで切れ目のない支援の実現を図る。利用料は無料。開所は平日の午前８時半―午後５時15分。

開所日の１日は休日開庁日に当たるため、事前予約した母子健康手帳の交付と母子相談のみ受け付ける。

センターでは保健師３人、保育士１人、社会福祉士１人が常駐し、さまざまなニーズに応じた総合的な相談や支援をする。

市では、２７年１０月に「市まち・ひと・しごと創生総合戦略」でセンター設置を明記し、同年12月に市子育て世代包括支援センター検討会、２８年５月に福祉部と保健部のワーキンググループを設置し、準備を進めてきた。