富士市在住の無職女性(85)が、特殊詐欺(オレオレ詐欺)でキャッシュカード2枚をだまし取られたと、22日までに富士署に届け出た。
調べでは、19日午前10時ごろから複数回、女性宅に郵便局の職員を名乗る男から「亡くなったご主人の口座にお金が残っているので、奥さんの口座に振り込むようにする」「奥さんの口座は犯罪に使われているので、作り変えたほうがいい。金融機関名と暗証番号を教えてほしい」「全国銀行協会の職員がキャッシュカードを預かりにいく」などと電話があった。
同日午後4時ごろ、女性は自宅を訪ねてきた同協会職員を名乗る男にキャッシュカード2枚を手渡し、その日のうちに口座から現金約22万円が引き出されていた。女性が長女に相談し発覚した。
富士市 訪問型詐欺で85歳女性被害
(2018-01-29 18:00)