富士市は4月から、高齢者が運転免許証を返納するきっかけづくりとして、返納者に市内の公共交通機関で使える5000円分の共通回数券を1回に限り配布する考えを明らかにした。
移動手段に使える券を交付して返納率を向上し、高齢運転者の交通事故を減少させる狙い。
市は平成26年度から、65歳以上の高齢者が運転免許証を返納する際、運転経歴証明書の発行手数料1000円を助成している。
返納者は26年度554人、27年度588人、28年度867人、29年度(12月まで)632人と年々増加しているが、未だ高齢運転者の交通事故件数が多い現状にあるという。
富士市 免許返納に理解を 高齢者に5000円分の回数券
(2018-01-26 17:00)