富士市大淵の富士総合運動公園テニスコートで18日、コンクリート片が崩落し利用者の男子児童(11)の背中に当たった。児童は軽いけがを負った。
市によると、同日午後8時20分ごろ、テニス教室に参加していた男児がコート東側の壁際に座って練習を見ていた際、高さ約1m30cmのコンクリート壁の一部が崩落した。
コンクリート片は、1辺約20cm、厚さ5cmの大きさで重さは約2kg。直撃を受けた児童に過呼吸の症状が見られたため救急搬送した。
市は、現場付近にパイロンを置き、張り紙を掲示するなどして利用者に注意を呼び掛けている。市スポーツ振興課は「男児には大変申し訳ない。早急に安全対策を講じたい」としている。
コンクリート壁崩落し男児けが 総合運動公園テニスコート
(2017-09-05 17:30)