静岡県は18日、今季初となる食中毒警報を発表した。同日現在の県内の食中毒発生状況は、9件302人(前年同期比13件366人)。
県内は高気圧に覆われ、各地で真夏日が続くなど食中毒が発生しやすい気象条件になっていることから、食品の取り扱いに注意を呼び掛けている。
家庭での対策として▽生で食べる食品の調理・取り扱いには十分注意し、なるべく早く食べる▽調理前の手洗いを励行し食品の衛生的な取り扱いを心掛ける▽冷蔵庫内は10度以下に保って食品の詰め過ぎに注意し、食品の保存・管理には十分気を付ける▽調理食品や弁当などは低温で保存し、なるべく早く食べる―などの徹底を呼び掛けている。
食中毒警報は▽気温30度以上が10時間以上継続▽県内の感染症発生動向調査における定点当たりの「感染性胃腸炎」報告症例数がおおむね20人以上―などの条件に該当した場合に発表される。
静岡県 食中毒警報を発表
(2017-07-18 14:30)