新たに設置されたデジタルサイネージ

「富士山の日」の２３日、富士市川成島のＪＲ新富士駅で同駅北口の名称が「富士山口」に改称されることを記念したセレモニーが開催された。小長井義正富士市長や須藤秀忠富士宮市長、同駅の久田茂博駅長をはじめとした関係団体の代表者らがコンコース内に設置された新案内板の除幕を行い、富士山観光の玄関口としての周知と富士地域への誘客促進に期待を込めた。

名称変更は平成25年６月の富士山の世界遺産登録を契機に気運が高まり、翌２６年１２月、富士・富士宮両市長と商工会議所会頭が東海旅客鉄道に対して改名を要望していた。

改称に合わせ、同駅ではコンコースに面した改札口前ＰＲブースにデジタルサイネージを新たに設置。観光客などの利便性や満足度の向上を図ることを狙いに、富士山観光に関する情報や美しい眺望を捉えた写真などを映像で流していく。画面サイズは約１００インチ（高さ１２０cm、幅２２０cm）。富士・富士宮市内の撮影スポットで捉えた富士山の写真と各スポットを紹介するホームページへとアクセスできるＱＲコードや、周辺のイベント・観光情報、バスの時刻表などを上映する。