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富士市 GIGAスクール早期実現へ

(2020-06-20 16:30)

富士市は、児童生徒1人1台の端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する国の総合経済対策の一つ「GIGAスクール構想」の早期実現に向けた取り組みを進める方針を示した。当初計画で令和5年度に完了予定だった小学1年〜中学3年の児童生徒1人1台のタブレット端末の整備については、今年度中の完了を目指す。

タブレット端末について当初計画では、文部科学省が示したロードマップに沿って、令和2度に小学5、6年、中学1年生分、3年度に中学2、3年生分、4年度に小学3、4年生分、5年度に小学1、2年生分と、4年かけて1人1台の整備を完了させる予定だったが、4月7日に新型コロナウイルス感染症対策にかかる経費を盛り込んだ本年度補正予算が閣議決定され、1人1台の端末導入の早期実現のために1951億円が計上され、可決成立したことを受け、市ではロードマップを前倒しして本年度に全ての端末の整備完了を目指すこととした。

本年度の総整備数は1万6663台。このうち1万3291台がGIGAスクール構想補助対象となり、残り6645台を市が単独で整備する。市では平成30年に3303台を整備しているため、本年度には3372台を整備する。

校内通信ネットワークの整備では、校内ネットワーク環境およびインターネット回線の増強、全ての普通教室への端末保管庫(充電キャビネット)の整備を本年度末までに行う。



        

 

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