小長井義正市長は３日の定例会見で、新型コロナウイルス感染症について「近隣市で感染者が発生したが、現時点で富士市への関連性・影響度は低い」と判断し、感染症対策行動マニュアルにおける「危機レベル」はレベル３を継続するとした。

東京２０２０オリンピック・パラリンピックの事前合宿を予定していた国の考えや今後の市の対応も発表した。

市では、東京２０２０オリンピック・パラリンピックが２０２１年に延期されたことを踏まえ、オリンピックのホストタウンとして登録したスイス、ラトビアの両国に対して、延期しても事前合宿をするように、３月30日に電子メールを送信した。

パラリンピックの事前合宿を予定していたモンゴルに対しても関係者を通じて継続希望を伝えた。

スイスとモンゴルからは延期しても事前合宿を実施したいとの返事があった。ラトビアは協議中なので返事は待ってほしいという返信があった。