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富士市 中学女子制服 スラックス導入へ実態調査

(2019-03-07 20:00)

森田嘉幸教育長は、市内公立中学の女子生徒の制服について「各校がスラックスを選択肢の一つに入れることを検討していく必要がある」とし、学校や生徒、保護者、地域がどのような考えを持っているか実態調査の実施する方針を示した。

現在、寒さ対策や生徒の多様性の尊重といった狙いから全国の一部中学や高校で女子生徒の制服についてスカートかスラックスを自由に選択できる方式を採用する動きが広がっており、東京都世田谷区と中野区では今春から全区立中学で女子生徒のスラックスの制服を導入する。

森田教育長は「子どもたちが自分の思い通りの服を着たいという気持ちに寄り添い、多様性認め、尊重するのは大切なこと」と理解を示し、「制服を単に変えるということだけではなく、子どもたち本人と保護者、地域で多様性を認める心を醸成することが重要。周囲からの心ない発言によってかえって傷ついてしまうことがないよう、しっかりと心の醸成を図りながら進めていきたい」と説明した。



        

 

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