富士市は本年度から、無人航空機「ドローン」を活用した市有林のレーザー計測を始めた。
6月末までの約2カ月間で30haの市有林の計測を行い、樹木の本数や直径、樹種、樹高などのデータを取得、森林管理に役立てる。市職員が手作業で樹木の大きさを測っていた従来の手法に比べて、半分ほどの時間で計測できることから、市有林の現況調査の効率化、省力化を図る。
市によるとドローンによるレーザー計測を業務として本格導入したのは県内の自治体では初めて。
無人航空機の専門コンサルタント会社、日本DMC(沼津市)への委託事業。同市では「情報通信技術を活用した森林の効率的かつ有効的な管理手法として国内でも最先端」と期待を寄せている。