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富士市 市税滞納額が10億9000万円

(2018-03-10 18:30)

富士市は、平成28年度決算における各税目の滞納金額について明らかにした。

国民健康保険税の滞納額は13億4676万円、滞納率17.6%で他の税目に比べて最も高かったほか、市税の合計滞納額は10億9077万(同2.7%)に上り、前年度から2255万円の減となった。

市税の滞納金額の内訳は、個人市民税が5億4230万円(同3.6%)で最も高額となり、固定資産税4億2928万円(同1.9%)、都市計画税7168万円(同1.9%)、軽自動車税2548万円(同3.9%)、法人市民税2202万円(同0.7%)と続いた。

同年度の差押件数は3396件、差押充当額は3億4758万で、1件当たりの差押金額は平均10万2350円だった。

市では、滞納初期の対応として督促状を発送し、その後「ふじし税納お知らせセンター」による電話催告や徴収嘱託員による訪問催告などによって自主納付を促している。

一方、そうした催告に応答がなく、滞納が解消されない場合には、滞納者の財産状況などを確認するために、預貯金、生命保険、給与、年金などの調査を実施。催告から調査までの過程で自主納付についての相談を受けた際には滞納者の財産状況、生活事情を把握した上で担税力に応じた納税指導を行っているが、自主納付や連絡、相談がなく、担税力、差押可能な財産がある滞納者に対しては差押を行っている。



        

 

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