小長井義正市長は、富士ハイツ跡地の宿泊施設の整備に向け協議を進めており、常葉大富士キャンパス撤退後の跡地については同大と意見交換を行っていることを明らかにした。
富士ハイツの跡地については、富士総合運動公園のスポーツ交流の拠点性向上を目的に民間事業者による宿泊施設の設置を計画し、昨年度プロポーザル方式で公募を実施した。公募には2社からの企画提案書の提出があったが、1社が辞退したため、残りの1社から提出された企画提案書を審査し、市の意向に沿った計画であったことから、交渉権者に選定し現在進出条件や事業計画の実現に向けて協議を進めている。
小長井市長は「現時点ではまだ協議中で、できるだけ早期に協議を整え、市のスポーツ振興や地域活性化の一翼を担う宿泊施設が設置されるよう取り組んでいく」と述べた。
常葉大富士キャンパス撤退後の跡地利用では、大学側にスポーツウェルネスゾーンに即した利用となるように市の意向を伝えているという。
富士ハイツ跡地 宿泊施設誘致へ協議
(2017-06-30 17:30)