岩本山公園レストハウスの「富士山森のキッチン」が、今年４月３０日に撤退したことを受け、市当局は今後、レストランに限定することなく、柔軟かつ多目的な用途に活用できる施設を検討し、民間活力の導入も検討する方針を示した。

具体案としては、イベントスペースとしての貸し出しや、レストハウスの一部又は全部を飲食コーナーとして食事を提供し、イベント開催時以外の通常の活用については、公園利用者の休憩所やビジターセンターとしての活用があるという。

市では今後多目的な活用を検討した後、今年９月に備品の予算化、１０月から１２月にかけてテスト運用、来年１月から本格運用というスケジュールを立てており、「次期の梅や桜のシーズンには間に合わせたい」としている。