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富士市 放課後学習支援ボランティア 中学校導入の検討へ

(2017-03-09 15:00)

富士市教育委員会は、放課後学習支援ボランティアの中学校導入について検討していく方針を示した。

放課後学習支援ボランティアは、希望する小学3年生を対象に地域住民や保護者、教職員経験者らが国語や算数の学習支援に当たり、学力の向上を目指す取り組み。前年度実施したアンケートでは「楽しい」「どちらかといえば楽しい」と回答した児童は88%、「授業や家での勉強に役立っている」「少し役立っている」と回答した児童は87%に上ったという。

山田教育長は高学年への拡大の可能性については「現在のボランティア数(173人)を考慮すると、他学年で実施するためのボランティアの確保は難しい状況にある。高学年は授業数が6時間の日が多くなるため、下校時間が遅くなることも、安全面から危惧される」と難色を示した。

一方で、中学校導入については「高度な学習内容でボランティアの負担が大きくなるが、ボランティアの確保や生徒の参加状況など学校の実情が整ったところで、導入を検討していく」と方針を示した。

本年度、既に独自の取り組みをしている中学校については、新年度の事業に組み込んで支援していくという。



        

 

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