携帯サイト  QRコード
  

富士ひのきをPR 東京五輪での活用へ要望書

(2016-12-21 17:00)

富士市と市森林組合は20日、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の施設整備における地域木材の活用を求める要望活動を東京都で展開した。小長井義正市長と同組合の渡井正孝組合長が、林野庁の今井敏長官、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の布村幸彦常務理事に要望書を手渡した。

小長井市長、渡井組合長は「富士ひのきは富士の火山灰土質で育ったため、成長が緩やかで木目が細かく高い強度を有していることが特徴」と魅力をPR。

「大会をきっかけにブランド力を高め、販路拡大を促すことは、林業の振興や森林整備の促進につながると確信している。施設整備での富士市の木材の採用に向け、ご支援をお願いしたい」と求めた。

今井長官は「五輪施設や表彰台などに47都道府県の木材を使い、日本全体で五輪を支えた―と思えるようにしたい。メダルケースなどの小物を含めて提案してほしい」と応じ、「国産材の使用に向けて、林野庁として施主となる東京都や国に働き掛けるが、地域の熱意、盛り上がるが大切。さらに地元で盛り上げてほしい」と話した。



        

 

▲ ページトップへ

 

 

PR

 

■ fuji-news.net に掲載の記事 -写真などの無断転載を禁じます  Copyright(C)2003-2016 Fuji News All Rights Reserved.