富士市は8日、親子向けの食品ロス削減キャンペーンを同市国久保のアピタ富士吉原店で行った。
「食品ロスの謎を解き明かせ!」をテーマに、店内8カ所のチェックポイントで問題に解答するクイズラリーを展開。参加者にはパンフレットや啓発グッズを配布し、食品ロス削減への協力を呼び掛けた。
パンフレットは、国内では世界の食糧援助量の約2倍に当たる年間約643万dの食品ロスがあると紹介。市内でも年間約1250dの食べ残し食材が捨てられ、食品ロスによる家計の損失は1世帯当たり約2万8000円だと指摘している。
その上で、手軽にできる削減方法として、▽冷蔵庫の収納改善▽計画的な買い物▽食べきれる量だけ調理▽余った食材を活用した献立―などを紹介。
このうち冷蔵庫の収納では、同じ用途や賞味期限の近い食品をまとめて収納して使い忘れを防止する方法、中身と残量が把握できる透明な容器に保存して食べ忘れを防止する方法、食品の定位置を決めて二重買いを防止する方法などを伝えている。
富士市 食品ロス削減へ啓発
(2019-12-09 19:00)