大淵笹場 美しい茶園でガイド養成講習

(2018-02-26 15:30)

白地図を手にフィールドワークを行う参加者たち
白地図を手にフィールドワークを行う参加者たち

県富士農林事務所や富士市、大淵地区住民で構成され、大淵笹場のPR活動を行う富士山大淵笹葉茶園景観活用推進協議会は24日、ガイド養成講習を大淵笹場周辺で開いた。

県が進める「平成29年度美しい茶園でつながるプロジェクト推進事業」の一環で、地元住民を中心に15人が参加。市立少年自然の家指定管理者でもあるNPO法人ホールアース研究所の大武圭介さん、北村春夏さんから、全2回の講習でガイドのポイントや魅力発見のコツなどを学ぶ。

第1回の同日は、「笹葉のマイマップづくり」をテーマに、少人数グループで同所の魅力の発掘。観光バスの乗降場所である富士芸術村北側の専用駐車場から大淵笹場までを歩きながら、白地図に新たな魅力を書き込んだ。

大武さんは、観光資源を探す五つの秘策として▽目線を変える▽視覚以外を使う▽(絵を)描いてみる▽他人に聞く▽「なぜ」「どうして」を付ける―を紹介。「あるけれども気付けていない不思議や魅力、新しい物への気付きが大切」とした。

第20代富士の茶娘クイーンで、大淵地区在住の高橋麻弥さんも参加。「大淵笹場は富士山とお茶がそろい、富士市のいいところを一度に紹介できる場所。地元の人でも知らないことは多く、茶娘のPR活動に生かせたら」と思いを語った。



        

 

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