県動物保護協会富士地区支部は10月から11月にかけて、「災害時におけるペットに対する対応についての講習会」を富士、富士宮市で開くことから、参加者を募集している。

県は、東日本大震災の教訓を踏まえて平成27年、飼い主とペットの同行避難や発災への備え、各避難所のペットスペース確保などを示した「災害時における愛玩動物対策行動指針」を策定した。

併せて具体的な取り扱いを示すため、避難所へのペット受け入れと飼育管理を円滑に行うポイントをまとめた「避難所のペット飼育管理ガイドライン」を作成した。

講習会ではガイドラインについて解説し、実地訓練として動物同行避難訓練や被災動物救護訓練などを行う。

講習会は10月29日（日）午前10時〜正午に富士宮市役所７階大会議室、実地訓練は11月3日（祝・金）午前9時〜正午に富士市木島の富士川体育館で行う。

対象者は、災害時における犬、猫の対応に関心のある人、自治会で防災活動をしている人など。どちらか一方の参加も可。定員は各回100人。

希望者は富士市環境総務課か富士宮市環境企画課へ申し込む。