富士市は8日、結婚や婚活に関する情報を集約したウェブサイトを開設し、会員登録者が希望相手を検索できるマッチングシステムを導入した。本年度は少子化対策として、これまで市社会福祉協議会が行ってきた結婚相談事業を市の結婚相談・縁結び事業として実施しており、事業推進を図る。
自治体が結婚相談を実施し、インターネットに対応したマッチング支援システムの導入は全国的にも先駆け的な取り組みだという。
マッチング支援システムによって、これまで結婚相談所「ハッピネスFuji」(フィランセ)へ来所が必要だったサービスが、自宅のパソコンやスマートフォンからでもできるようになる。
さまざまなセキュリティ対策も実施。SSLやTLSというインターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みを活用することで、マッチング支援システムを利用し送受信するデータは全て暗号化される。全てのログを監視し、不正ログインやアクセスを防止する。
市こども未来課によると、28年度まで市社協の事業だった結婚相談所ハッピネスFujiの成婚数は、平成25年度10組、26年度6組、27年度13組、28年度7組で推移したという。
富士市 婚活情報サイト開設 マッチングシステム導入
(2017-09-08 16:30)