富士市比奈の東図書館は7月1日(土)から「ブラインドブックフェア」を開催する。
タイトルと中身が分らないようにカバーで本を覆い、職員が書いた紹介文を頼りに本を借りてもらう―という企画。どんな本か分らないどきどき感や普段手に取らない本との出会いが楽しめるとし、同館では「いつもとは違う視点から本を選び、本に親しんでほしい」と呼び掛けている。
館内に設置する専用コーナーには、小説を中心に、新書、ノンフィクションなどのジャンルの本を常時20冊ほど用意。「棚に埋もれた名作」をテーマに、同館の職員6人のお薦めの一冊を集めた。
カバーには紹介文が記された帯がかけられており、借りたい人はタイトルや中身を見ずに紹介文で本を選ぶ。紹介文は、全て職員の手書きで、アイデアあふれる文章が添えられている。