富士信用金庫は創立60周年を迎えた1日、女性職員の制服を一新。CO2などの温室効果ガス削減への貢献が認められるカーボンオフセットユニフォームを採用し、地球温暖化防止に配慮した。
カーボンオフセットは、CO2排出権を購入することで温室効果ガスを削減し、地球温暖化を防ぐ取り組み。同庫が排出枠付き制服として購入することで、裁縫時などに発生するCO2相当分を削減したとみなされる。全営業店の職員144人分の制服購入で、5673キログラムのCO2排出量相当の削減に貢献した計算になるという。
同庫の制服更新は5年振り。新制服は親しみやすさと信頼感をイメージした上品なカラーが特徴で、ブラックの2ピースとグレーのベストに、3色展開のブラウスとスカーフが色を添えている。機能性を重視し、伸縮性の高いニット素材を採用したことも特徴。夏服は濃紺のセットアップとなり、ブラウスは接触冷感や抗菌防臭などの機能がある。