富士市浅間本町の骨董喫茶健康堂で171年前の宮中の五月飾りを復元した「檜兜(ひのきかぶと)」を展示している。5月5日(祝・土)まで。午前11時半〜午後6時。木曜定休。
展示されているのは天保12(1841)年、公家の近衛家から後に孝明天皇となる皇太子統仁親王に献上された檜兜の復元品で、京都の木具師橋村佳明氏が制作した。
橋村家は奈良時代から皇室で用いられる木工品を手掛けてきた家柄。復元は、橋村さんが、林代表の息子で吉?資料室学芸員の直輝さんと共に、技術伝承などを目的に取り組んだことがきっかけ。橋村家に伝わる当時の木型や古文書を基に、古文書の解読に3年、制作に1年を掛け、忠実に再現したという。
長く垂れた帯状の後さがりが特徴で、紙状に薄くした檜をさらにカンナで削って仕上げてある。店内には御所人形など皇室ゆかりの品3点も展示している。


