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読書週間 おすすめの本

(2016-10-14 14:00)

10月27日(木)〜11月9日(水)は「読書週間」。今回は、書店店長と図書館司書に「一度読んでほしい本」のテーマの下、お薦めの一冊を聞いた。

書店店長が推薦するのは『居酒屋ぼったくり』(秋山滝美著、アルファポリス)。現在6巻まで出ている短編連作小説で、若い姉妹が営む東京下町の小さな居酒屋を舞台にした物語。うまい酒と料理、そして義理人情があるーという店の中で繰り広げられる常連客や店主の姉妹の会話の中から、それぞれ人生が浮かび上がってくるというストーリーで「恋愛や家族愛、友情、仕事など多くの要素が詰まった一冊」(内山店長)。物語の中に季節の料理に関するリアルな描写や、それに合う酒の紹介などがちりばめられているのも特徴だという。

市立中央図書館司書の一押しは『大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー』(光文社)。元書店店員で読書家としても知られる推理作家の大崎梢さんが、書店をテーマに9人の人気作家にリクエストして実現した新作短編集。大崎さんの新作を含む全10作品を収録している。

ベテランから新鋭まで、幅広い世代の作家によるバラエティーに富んだ物語が楽しめるほか、各作品の中では書店の仕事や裏側についても細やかに描かれているという。

同シリーズの『坂本司リクエスト!和菓子のアンソロジー』『近藤史恵リクエスト!ペットのアンソロジー』もお薦めという。




                         



        

 

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