暑い日の水分補給にお薦めの水出し煎茶。水出し煎茶は、急須で入れた茶に比べ、さっぱりと飲みやすい味になるのが特徴。茶は高い温度の湯で入れると渋みが強くなる一方、低い温度の水で入れると渋みが抑えられ、うま味やこくが強くなるという特性がある。
健康効果においては、カテキンの一種で免疫系の働きの活性化する作用のあるエピガロカテキンが湯で入れた茶よりも高くなるといい、抗酸化作用や抗菌作用が期待できる。そうした健康効果から水出し煎茶への注目が高まっており、さまざまな関連グッズも登場している。
「HARIO フィルターインボトル」は、茶葉と水をボトルに入れ、冷蔵庫で冷やすだけで水出し煎茶ができる優れもの。注ぎ口内側にフィルターがセットされているため、茶葉を取り出すことなく注げる。ワインボトルのようなおしゃれな外観も人気だ。夏を元気に乗り切るためにも、各家庭で残っている茶やお気に入りの茶で冷たい水出し煎茶を作ってみては。