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夏休みの読書感想文 お薦めの本を紹介

(2015-06-26 18:00)

読書感想文にお薦めの本が並ぶ(協力・市立中央図書館)
読書感想文にお薦めの本が並ぶ(協力・市立中央図書館)
夏休みまで1カ月足らず。休み中の宿題で悩むのが読書感想文だ。富士市立中央図書館児童書担当の奥村紗香さんに、児童生徒の読書感想文や夏休み期間中のお薦めの本をピックアップしてもらった。

小学校低学年(1、2年生)には、『みしのたくかにと』(こぐま社)や、『おしいれのぼうけん』(童心社)など、「不思議な世界やどきどきする展開が楽しめる本」(奥村さん)。

中学年(3、4年生)には、東日本大震災から生き残った魚と海の世界を追った『ダンゴウオの海』(フレーベル館)や、カタツムリの生態を分かりやすく紹介する『うまれたよ!カタツムリ』(岩崎書店)など科学への興味を促す本を推薦。

高学年(5、6年生)には、縄文人骨の復元の様子やそれに関わるさまざまな職人が登場する『おどろきの東京縄文人』(講談社)や、テレビ番組の制作スタッフの仕事や思いに迫った『静岡放送テレビ番組制作の舞台裏』(佼成出版社)など、将来の職業観につながる本を薦める。

中学生には、ドブネズミのガンバと仲間たちの冒険を描いた『冒険者たち ガンバと15匹のなかま』(岩波書店)、主人公のトムがヴィクトリア朝時代の不思議な少女と友達になるファンタジー小説『トムは真夜中の庭で』(同)などが読み応えのある物語として請け合いという。

奥村さんは、「図書館には、感想文の書き方に関する本や課題図書も置いてあるので、ぜひ利用してほしい。読書感想文をきっかけに、より多くの本に親しんでもらえれば」と話す。

 

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