日本一の富士山と琵琶湖を縁に、富士宮市と滋賀県近江八幡市が全国でも珍しい夫婦都市提携を結んでから本年度で50周年。富士宮市観光協会(宮崎善旦会長)は結婚50年の好機と捉えて誘客拡大を図る「金婚式キャンペーン」を実施する。
このほど富士山本宮浅間大社で、キャンペーンの概要を発表するセレモニーを開いた。
キャンペーンは、金婚式を迎える夫婦50組に富士宮市内で使える旅行券(1万円分)、永遠の幸せを約束する記念グッズ「福竹」、近江八幡市の特産品をプレゼントする。加えて市外の夫婦・カップル200組には、同大社入り口周辺に設置した記念パネル前での写真撮影を条件に「福竹」を進呈する。
キャンペーンの応募は5月1日(火)から先着順で受け付ける。近江八幡市を中心に広く周知を図り、誘客につなげることにしている。
両市は、巨人が近江の土を掘って富士山を作り、掘った穴に水が満たされて琵琶湖になった―という神話にちなんだ市民の相互訪問を土台に、昭和43年6月に夫婦都市となった。教育、文化、スポーツなどの幅広い分野で友好交流が進んでいる。
富士宮市観光協会 金婚式キャンペーン
(2018-04-03 14:00)