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フィルネットが福島支援 被災住民のため点灯イベント

(2012-05-10 17:00)

FiiL−netが久之浜地区に飾った竹灯籠=提供写真=
FiiL−netが久之浜地区に飾った竹灯籠=提供写真=
原発事故の影響を心配して古里を離れた住民が再び集うきっかけにしたいと、富士市の町おこしグループ・FiiL―net(フィルネット、金森徹会長)はこのほど、福島県いわき市久之浜地区の祭りに合わせ、細工を施した竹灯籠(竹かぐや)500基を並べるイベントを同地区で行った。

竹灯籠の中で優しく揺れる炎の下、地元で暮らす人や地区外の仮設住宅で暮らす住民ら約300人が集まると、涙を流して再会を喜ぶ人たちもいた。

同地区は福島第一原発から30キロメートルほどの距離にあり、放射性物質の影響を恐れて多くの住民が同地区を離れて避難生活を送っているという。一方、FiiL―net顧問の笠井浩さんは仲間とともに震災直後から何度も同地区に入り、がれきの片付けや被災者の懇親イベント企画といった支援活動を継続。地域住民との交流を通して、5月、同地区の諏訪神社で伝統の例大祭があると知り、原発事故前のにぎわいを取り戻すため、竹林整備の一環で竹灯籠制作を続けてきた同グループがイベントを行うことになった。

竹灯籠の準備は2月から始め、500基全てメンバーの手作り。1つ1つの表面に穴を開けて細工を施すことで、闇夜に光をともすと美しさが際立つ魅力的な竹灯籠に仕上がる。今回は例大祭前日の夜、地域の公民館に「がんばっぺ久之浜」「がんばっぺいわき」「絆」などのメッセージを刻んだ竹灯籠を点灯させた。

 

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