富士市は7日、市立吉原商高を改編して2011年度の開校を目指している「富士市立高等学校」の校章と制服を発表した。
校章は青い富士山に、富士市を象徴するアルファベット「F」を躍動的に組み合わせた。制服(冬用)は男女共に濃紺色で、男子は詰め襟、女子はセーラー服タイプ。セーラー服の胸元には赤いリボンを配し、スカートは同系色のチェック模様が入る。
来年度開校の富士市立は普通系の総合探究科(定員120人)、商業系のビジネス探究科(同80人)、体育系のスポーツ探究科(同40人)の3学科を備えた全日制の総合型専門高校として発足する。
コンセプトとして、地域や学校と連携を図り自律する若者を育てる「コミュニティ・ハイスクール」、夢を持ち生涯にわたって学ぶ力をはぐくむ「ドリカム・ハイスクール」、物事の本質を追求する「探究ハイスクール」の3つを掲げている。
こうした発想に基づく教育活動で、「自律する若者」を地域社会に送り出す。