相談窓口に設置された間仕切り板

富士市瓜島町の富士商工会議所はこのほど、新型コロナウイルス感染症対策として、飛沫（ひまつ）感染を防ぐためのアクリル製の透明な間仕切り板を相談窓口に設置した。新型コロナに関する融資・助成金相談が急増していることから、相談者に安心して会議所を利用してもらう狙い。

間仕切り板は、１枚縦７０ｃｍ、横８０ｃｍ。書類などの受け渡しができるよう下に小窓がついている。持ち運び可能で、全ての相談窓口に設置している。

同会議所では、３月下旬から融資・助成金相談が増え、申し込み相談件数においては平常時の６〜７倍に増加。公募中の各種補助金や今後予定されている持続化給付金などの相談も多数寄せられており、相談窓口を広げて対応している。

融資・助成金相談の手続きは複雑で、書類なども必要になる上、相談の増加に伴い、平常時には融資相談の申し込みから２週間から３週間ほどだった入金までの期間が１カ月半から２カ月近くかかってしまうケースも出ていることから、早めに来所して相談するよう呼び掛けている。