新東名高速道路上り線に富士山を眺望できるハイウェイオアシスを誘致しようと11日、神戸地区住民らが誘致運動の中心を担う市民団体「富士山オアシスの会」を立ち上げた。
富士市内への新東名の休憩施設設置については県の内陸フロンティア構想で新富士インター周辺に飛び地のサービスエリア(SA)を整備する案も浮上しているが、新東名を降りずに利用できるパーキングエリア(PA)を整備できる強みをアピールしていく考えだ。
ハイウェイオアシス(HO)は、高速道路上にある一部のSAやPAに連結されている道路区域外の都市公園や地域振興施設。近年はスマートICを設置する事例もあり、地域活性化の起爆剤としても注目されている。
富士山オアシスの会がHOの設置を目指す場所は、神戸一丁目公会堂の西側で新東名上り線と今宮バイパスに挟まれた一角。
現在茶畑や畑になっている約6万6000平方メートル(約2万坪)の土地に、PAを整備し、合わせて富士山を眺望できる休憩施設、宿泊施設、今宮バイパス側からスマートICを設置する展望を描く。
神戸に新東名のハイウェイオアシスを 誘致団体が発足
(2013-03-12 16:00)