中小企業の医療健康産業参入を支援する「富士山麓ビジネスマッチング促進事業セミナー」が15日、富士市柳島のふじさんめっせで開かれた。
地元企業の高い技術力を活用し、患者や家族、医療現場のためのものづくりを展開することで地域活性化を図る、県のファルマバレープロジェクトの一環。県産業振興財団ファルマバレーセンターが主催した。
情報機器、計測器分野の開発に取り組むテクノサイエンス社(沼津市)が参入した際の事例を報告したほか、同財団は助成金制度を紹介。県東部を中心に約90人が参加し、ビジネスチャンスを探った。
大手企業のOEM(納入先ブランドによる受託製造)に重点を置いた経営を行ってきた同社は、リーマンショック以降の発注減少、コストダウン要請による利益確保の厳しさが増した。こうした中、昨年1月に医療機器製造業許可を取得。創業以来培ってきた技術を武器に新規分野への参入を果たした。
参入時は、財団からの支援を受けながら市場調査や販路開拓を担う製造業者と共同事業体を立ち上げ、富士宮市立病院の臨床工学技士から現場のニーズの聞き取りや臨床実験の協力などを受けて、事業化実施体制と役割分担を行ったという。
ビジネスマッチング促進事業セミナー 医療健康産業参入を支援
(2012-10-15 17:00)