富士市国際交流協会はこのほど、令和元年度第2回理事会を富士駅北まちづくりセンターで開いた。
理事など13人が出席し、市当局から来年2月2日(日)に柳島のふじさんめっせで開く第32回富士市国際交流フェアの実施計画の説明を受けた。
国際交流フェアは「『心通い合う多文化共生のまち ふじ』の実現に向けて」をテーマに、市内で活動する国際交流団体による展示ブースや体験コーナー、各国の料理の販売、ステージアトラクション、在住外国人の相談窓口、友好・姉妹都市との交流事業の紹介などを繰り広げる。
特に本年度は中国・嘉興市との友好都市提携30周年を迎えたことから、嘉興市の概要やこれまでの交流事業を振り返る展示を行う予定。市国際交流室によると、11月に嘉興市で開かれる30周年式典に市長訪問団が出席した際の記録も展示する考え。
併せて、来年の東京オリンピック前にはスイスの競泳選手団とラトビアの陸上競技選手団が市内で事前合宿を行うことから、両国の文化を紹介する展示エリアを設ける。現在、パラリンピックのパワーリフティング選手団の受け入れを交渉中のモンゴルのコーナーも用意する予定。
展示ブースでは国際交流団体やボランティア団体などによる活動紹介、在住外国人による出身国や地域の文化紹介、各国の物産を展示販売する。体験コーナーは日本の文化や工芸体験、民族衣装の試着、世界の遊び体験などを繰り広げる。
ステージアトラクションでは民族舞踊や民族音楽を披露。民族衣装のファッションショーなども盛り込む。
来年2月の国際交流フェア 嘉興市やスイスの展示も
(2019-09-17 19:30)